代表あいさつ


関口 寿子(せきぐち ひさこ)

埼玉県和光市在住

SDGsコーディネーター、ライフコーチ。

サステナビリティ(SDGs)、学校教育、コミュニケーションをテーマに活動中。一般企業で14年間の勤務や、プロコーチ、認定NPO法人Teach for Japanを通じ貧困問題解決のため教育困難校で小学校教員も経験。

2019年12月 「勉強カフェわこう」(中学生の無料学習支援)始める。(埼玉県社会福祉協議会ひまわり基金助成事業)

2020年4月 コロナ禍で闘う医療関係者に感謝を伝える「ありがとう循環プロジェクトわこう」立ち上げ。

 私たち和光市チームSDGs「わこサス」は、2020年9月より活動を始めた市民活動団体です。子供たちのために美しい地球を残したい、持続可能な街づくりをしたい、誰一人取り残さない社会を作りたい、という思いをもった和光市内及び近郊から25名ほどが集まり活動しています。

 

 私は2019年の夏に、SDGs先進国のスウェーデンへの視察旅行に参加し、日本との違いに愕然といたしました。エネルギーのあり方、フードロスの実践、廃棄物を出さない街づくり男女の格差の撤廃、環境教育など、SDGsが徹底されていました。生ゴミは資源として集められメタンガスを生成し、そのガスを使ったバスやタクシーが街を走っていました。大きなホテルから小さな事業所まで、事業の中でサステナビリティ(持続可能性)を考え実践していました。スーパーマーケットに行くと、フェアトレード商品(※1)、MSC認証の魚(※2)、オーガニック野菜、エコ商品が並んでいました。とにかく、国民全員でやっていこうという意識の高さを感じたのです。

 

 帰国後、日本でももっともっと世界の目標であるSDGsを周知し、市民の立場でもできることをやっていかないと、私たちの孫の世代(2100年頃)には人間が生きていくのが難しい世界がやってきてしまうかもしれないという健全な危機感と、2030年のSDGsから逆算してとにかく行動に移してやっていけば、もしかしたら間に合うかもしれないという希望の両方をもち、このチームを立ち上げました。

 

早く行きたければ一人で進め、遠くまで行きたければ皆で進め

If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.

 

というアフリカのことわざの通り、チームメンバーの思いや自分軸にも寄り添い、SDGsの17番目の目標である「パートナーシップ」を意識しながら、活動をしていく所存です。

 

*私たちは同じ思いをもって活動してくれる仲間を随時募集しております。

 

和光市チームSDGs「わこサス」

代表 関口寿子

※1 フェアトレード
発展途上国で作られた作物や製品を、その価値や労働の対価に見合った適正な価格で、売る側と買う側にとって公平な条件で取引することによって、生産者の自立を支え、貧困からの脱却を目指す、貿易の仕組みのこと
【参考URL】フェアトレード・ラベル・ジャパン フェアトレードとは?

※2 MSC認証
海洋の自然環境や水産資源を守って獲られた水産物(シーフード)に与えられる認証エコラベルのこと
【参考URL】WWF JAPAN 海のエコラベルMSC認証について