2020年12月29日に、Book Swap「そらヨミ ヤミー」というイベントを実施しました。このイベントは、ふらっと寄って好きな本を無料で持って帰ることができる返却不要の青空図書館です。不要となった本の寄付も歓迎!アウトドアの本の交換会です。
Book Swap とは
実はこのBook Swap(ブックスワップ)という活動は、2020年の緊急事態宣言下に、調布市在住の中学生が多摩川沿い始めた活動で、こちらは「川の図書館」と呼ばれています。
▷https://twitter.com/bookswapchofu
この活動が、現在あちこちに広がりつつあり、私たち和光市チームSDGsでも地元で開催したい、とBook Swapを企画したのです。
「本」と「美味しい」で作り上げるコミュニティ
和光市チームSDGsでは、本の交換会だけでなく、今回は美味しい焼き芋も無料提供させていただきました。イベント名の「そらヨミ ヤミー」の「ヤミー」とは英語で「美味しい」という意味。「本」を通じて多くの人がコミュニケーションをとったり、読み聞かせなどの活動を通じて楽しい時間を過ごしていただいたりするということ。そして、「美味しいもの(今回は焼き芋)」を通じて、みんなが笑顔になり、新たなコミュニケーションが生まれ、その時間を共有することで地域に温かいコミュニティを作っていきたいという思いがありました。
たくさんの笑顔と喜びにつつまれて
そんな思いを実現させようと、第1回のBook Swap(ブックスワップ)「そらヨミ ヤミー」を和光市樹林公園のお隣、練馬区さくら運動公園のBBQエリアにて実施いたしました。
公園に遊びにきていた親子連れが寄ってきて、「この本もらってもいいんだって!これがいい!」と喜んで英語の絵本を手に取っていました。「焼き芋いかがですか?」と聞くと、ほとんどの方が喜んで手に取ってくれました。
マンガを何冊かを手に取ったカップルのお二人は会の趣旨を説明すると、「この活動、いいですね!」と賛同してくださいました。
その場にしゃがんで夢中で本を読んでいる小学生。このブックスワップ活動を最初に始めたサラちゃんによる英語の絵本の読み聞かせと、通訳するそらヨミヤミーのリーダー。それを夢中で聞いている小さい子たち。奥のベンチでは、中学生とママ世代の多世代でおすすめの小説や面白かった本の話が止まりません。多くの方が参加してくださいました。
本と焼き芋を通じて、知らない人同士が交流を始める。楽しい時間を共有する。そして笑顔が生まれる。実施することの価値を、参加したスタッフ全員、感じることができる素敵な時間となりました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。私たちはこの活動を、数ヶ月に1度のペースで続けていく予定ですので、次回開催の際にはぜひ遊びにいらしてください。
次回は2月23日の予定です。詳細が決まりましたら、webやSNSでお知らせさせていただきます。