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【コラム】ファッションを考える

大量生産・大量消費・大量廃棄の生活?!


私は特に、ファッションにすごく興味があるわけでも、お洒落なわけでもありませんが、20代、30代でバリバリにキャリアウーマンの道を歩んでいた頃は、すぐに洋服ダンスの中がいっぱいになり、季節ごとに着ないお洋服を大量にゴミに出すという生活をしていました。ゴミになる着ないお洋服の中には、デザインが古くなったものはありましたが、着古したものはほとんどなく、持っているものと同じようなデザインのもの、いいと思って買ったものの似合わなくて数回しか袖を通していないもの、試着せずに購入してサイズが合わなかったものなど、ちょっと気をつければ買わなくてすんだかもしれないものがほとんどでした。

 

まさに「大量生産、大量消費、大量廃棄の生活」の渦に巻き込まれていたのです。

 

ファッション業界は、実は、世界第2位の汚染産業と言われています。国連貿易開発会議(UNKTAD)によるとファッション業界は毎年、930億立方メートルという、500万人のニーズを満たすのに十分な水を使用し、約50万トンものマイクロファイバー(石油300万バレルに相当)を海洋に投棄しています。炭素排出量を見ても、ファッション業界は国際航空業界と海運業界を足したものよりも多い量を排出しています。ファストファッションのビジネスモデルは、まさに私が以前そうだったように、低価格な品揃えを頻繁に変えていくことで、消費者に頻繁な買い替えと廃棄を促すものになっていて、それがどんどん地球を汚すことになっている・・・のです。

 

それに気づいた私たち、わこサスのメンバー。

 

 

大人のお洋服交換会というものを開催したのも、地球を大事にする消費のあり方を考えることに一石を投じたかったからなのです。

わこサス代表 関口


好評のうちに終わった先日のお洋服交換会。

次回は子ども服で開催します!

 

 

楽しみながら地球を大事にできたらこれ以上のことはないと思います。

 

たくさんの方のご参加をお待ちしています!

詳細・お申込みはこちらから!!➡『2021/3/27 子ども服交換会